株価激下げレオパレス21は株価V字回復するか?
2019年2月15日現在のレオパレス21の株価 224円
33都道府県で1324棟、およそ1万4440人が退去を迫られる事態となった、レオパレス21の施工不良問題が2月に公になってから、500円前後で推移していた株価が一気に1/2ほどに暴落。
このタイミングをどう見るか?
ここ5年での株価推移を見てもこれほど安値をつけたことはない。
異常な下げ幅です。
レオパレス21は賃貸アパート大手ですが、そのアパートで、使用した外壁などの部材が、建築確認申請とは異なる仕様で耐火性や遮音性について基準を満たしていないなどの施工不良が見つかり、33都道府県で1324棟。およそ1万4440人が退去を迫られる事態になっている。
「レオパレス物件はヤバい」という都市伝説を証明してしまったと言われるほど。
問題は今、このタイミングは株の買い時なのか、そうでないのか。
これを簡単に予想できれば誰も苦労はしない。
投資のプロであろうと、素人であろうと未来は分からない。
そこで、記憶に新しいゴーン氏逮捕事件の時に同じく株価が大幅下落した日産自動車の株価はその後どうなったのかを見てみる。
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2019年2月15日現在の株価は935円
ゴーン氏逮捕が報道されたのは2018年11月19日
株価1000円前後で推移していたのが950円まで下落、その後12月末には850円まで。
衝撃ニュースのあった日からジワジワと戻りつつあるように見える。
過去には、台湾の鴻海精密工業に買収されたSHARPや神戸製鋼、東芝なんかも、不祥事により大幅下落をしているが、回復をしています。
最近ですと、日立製作所が建設費高騰で隘路に嵌っていた英国原発プロジェクトに対し、ついに白旗を掲げたというニュースが2018年12月17日にあり、株価が200円以上下落していますが、今は回復している。
レオパレス21は年間売り上げが5000億円ほどあり、経常利益も200億円超え。
そこそこの規模の会社ですし、アパートの建築請負・賃貸のほかリゾート施設・介護老人ホームの運営や入居者向けブロードバンド等を行っている。
なので、すぐに潰れることはないだろうし、潰すわけにもいかないので、業務改善をして立ち直ってもらわないと困る人が続出すると思われる。
不祥事が発覚してからこの半月あまりはずっと株価が下がり続けているが、報道熱も少し収まりつつあり、これから訴訟問題などの進捗についてニュースになるかもしれません。
しかし、3月以降は底値で推移するかジワジワと戻し始めるかも。
今、無くなってもいいや!と思えるほどの金額だけ買っておきホールドするのもいいかもしれません。
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