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レオパレス21株はV字回復するのか?ファンダメンタル分析

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2月に不祥事によって株価暴落をしている大手不動産会社レオパレス21

1株500円あったのが半分にまで暴落

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これを投資の好機とみなすか否か。

そこそこの大手だから、時間をかけてでもある程度は株価を戻すとみてよいか?

判断が難しいところです。

 

そこで、ファンダメンタル分析をしてみる。

 

企業の成長性の指標EPS

EPSは1株あたりの企業の利益を示すものであり、経年変化(企業の成長性)をみることができる。

 

2016年3月期 73.88円

2017年3月期 77.93円

2018年3月期 58.40円

ここ3年の推移をみると、あまり良いとは言えない。

発行株式の数に対する利益がどれくらいかを示すが、発行されている株式の数はこの3年で変化がないので、純粋に1株あたりの利益率が低下していると判断。

 

企業の収益性の指標ROE

株主のお金を使って利益を上げる効率を示すROE

いわゆる自己資本利益率を示す。

ROEが高いと効率よく経営できていると判断でき、海外投資家からの人気も高いため株価の安定性に繋がると予測できる。

 

2016年3月期 15.30%

2017年3月期 14.19%

2018年3月期 9.77%

 

企業平均が8%前後であり、15%くらいあると優良企業だと言われているが、ここ3年で徐々に下がっている。

少し心配。

 

 

企業の安定性を測る自己資本比率

自己資本比率は40%以上で優良企業だと言われる

レオパレス21の場合

2016年3月期 46.3%

2017年3月期 49.6%

2018年3月期 50.7%

そこそいい。

優良です。

 

 

ついでに財務諸表から資産の流動比率をみる

2016年3月期 117.9%

2017年3月期 137.2%

2018年3月期 138.4%

150%以上が好ましいとされるが、ギリギリ下回っている。

とはいえ、悪くはない。

それに過去7年でだんだんと良くなっている傾向にあるようです。

 

 

こうして、全体を見ている限り悪くはないが特別良いとも言えない状況かと思う。

以前から、レオパレス物件に対する悪評のような都市伝説さえもネット上では散見されていたので、そういった影響も少なからずあるのかもしれません。

 

今回の不祥事による株価暴落から、V字とはいかないものの、徐々に株価をある程度戻し上げてくる可能性はそれなりにあるだろう。

今がチャンスかもしれません。