紫外線対策に日焼け止めクリームと合わせて使いたいものとは
ここ連日38℃を超える猛暑が続き、命の危険性を感じる暑さを実感するのは久々です。
7月後半で、世間は夏休みで賑やかになりますが屋外活動は要注意ですね。
小学校では熱中症で児童が死亡するという事故も起こっていますし。
終業式も体育館ではなく、各教室にて校内放送をもって行うという方法に切り替えている学校もあります。
実際、全国の小中学校や高校で教室で冷房設備が備わっていないところはたくさんあるので地獄でしょうね。
さて、季節は海・プール・レジャー地への行楽などで楽しみが多い夏。
楽しみとは別に紫外線もガンガン降り注ぐ季節。
多くの人は日焼け止めクリームを使用しているでしょうし、帽子もツバの広いものをかぶるのが良いとされます。
また、紫外線からの刺激に最も弱いのが目ですから、サングラスも必須です。
サングラスをかけていると、大阪弁でいう「いきってる」と言われちゃうのが問題ですが、気にせずかけましょう。
紫外線によって、白内障になるより「いきってる」ほうがマシです(笑)
ところで、紫外線から身を守るために、日焼け止めクリームやサングラス以外にも重要なものがあるって知っていますか?
それは、自己再生能力です。
紫外線は私たちの皮膚に当たると、皮膚細胞のDNAを破壊してしまいますし、細胞タンパク質を変性させたりもします。
通常、私たちの皮膚は絶え間なく降り注ぐ紫外線という攻撃に対して、再生力で対抗しています。
壊されても壊されても、すぐに回復させているんです。
それらの回復にかかわるタンパク質をつくる遺伝子に異常がある人は、太陽の下には出られないという特別な病気の人たちです。
色素性乾皮症と呼びます。
映画、ドラマで話題になった「タイヨウのうた」で登場する主人公がこの病気でしたね。
健常者であっても、ある栄養素が不足していると再生力が低下することが分かっています。その栄養素とは葉酸ですね。
葉酸と聞くと妊婦さんが飲むというイメージが強いですが、妊婦さんはお腹の中の胎児が健康に細胞分裂して大きくなるためにたくさん葉酸が必要なので、普段よりも多く葉酸を摂りましょうと推奨されているのです。
しかし、妊婦でなくても私たちは葉酸を不足させることなく摂取しなければなりません。
葉酸が欠乏している人は老化が早く進みます。
何故なら、細胞の再生力が低下するからです。
細胞とは、なにも皮膚だけではありませんよね。
特に葉酸は造血にも大変重要な働きをしていて、葉酸が欠乏するとまず貧血が起こりますので。
詳しくは 葉酸ナビ folic-acid.net で紹介されていますので参考にしてください。
なので、特に細胞がダメージを受けやすい夏場は紫外線対策として日焼け止めクリームに加えて、葉酸の摂取(サプリメントによる補充)を意識することで、シミ・しわ・そばかす対策が万全になるんです。