天理ラーメンと彩華ラーメンの違いは?
奈良県のご当地ラーメンで有名なのが『天理ラーメン』
奈良県の中部辺りの天理市周辺に行くと天理スタミナラーメンのお店がポツポツと見つけることができる。
大阪の一部にも出店しているようだが、やっぱり天理市が店は一番多い。
google mapで検索すると一目瞭然です。
ここで気になるのが、『彩華ラーメン』です。
奈良県民なら知っている人も多いラーメン店で、天理ラーメンの検索でも表示されます。
というのも彩華ラーメンは天理市に本社を置く天理ラーメンの元祖とも。
個人的な意見だが、この彩華ラーメンもニンニクが効いていますが、天理スタミナラーメンの方がとにかくニンニクがすごいです。
車で天理スタミナラーメンを食べに行った次の日は、車の中がニンニク臭が半端ないのです。
次の日がデートの人は、お控えなさるほうが賢明かと(笑)
彩華ラーメンも天理スタミナラーメンも昭和40年代に屋台を発祥としたラーメンチェーン店で、要するに、どちらも同じ天理ラーメンを出す店。
言うなれば、兄弟のような親戚のような感じです。
店舗数は天理スタミナラーメンの方が多いです。
彩華ラーメンが天理ラーメンの発祥であるにもかかわらず、天理ラーメンの認識が薄いのは、「天理スタミナラーメン」および「天スタ」という名称が『天理スタミナラーメン』の運営会社である有限会社なかいによって商標登録されてしまったから。
やはりこういうものは早い者勝ちです。
彩華ラーメンが「天理ラーメン」を商標登録していたら、もしかすると今の勢力図は変わっていたかもしれない。
天理スタミナラーメンと彩華ラーメンはどちらがおススメか?
どちらも天理ラーメンを提供するなら、もしも行くならどちらの店がいいか?という質問をされることはありますが、正直どちらでもよいと思います。
味は似ているけれども、若干違いはあります。
看板が同じでも店舗によって味の差もあります。
なので、とりあえず入ってみればいいやん。というのが答えです。
天理ラーメンは何故ニンニクがキツイのか?
天理ラーメンは全国から集まる天理教信者や地元の天理大学の学生向けに提供された中華料理をベースにしたラーメンとwikipediaには書かれているが、たぶんこれは後付けの情報じゃないかと思います。
ニンニクやニラ、白菜が多いのはスポーツをする学生にスタミナを付けてもらうためという理由も考えたが、違うっぽいですね。
天理ラーメンの元祖だという彩華ラーメンの発祥は屋台であり、ただ単純に天理市で始めた屋台のラーメンでしかない。
天理スタミナラーメンに至っては、ホームページに「奈良の新大宮にあるジャズ専門のライブハウスで、現在の社長がライブの終わりにラーメンをふるまっていたことからはじまります」と明記されており、その後に屋台を始めたとあります。
つまり、天理教信者や学生向けにというのは、天理市で店を開いたことで結果的にそいう客層も取り込むようになったということでしょう。
ということで、じゃあ何でニンニクが多いのか?という答えは「たまたまそういう味付けだったから」でしかないでしょう。
別に天理市の農産物としてニンニクやニラが有名なわけでもないし。。。
ちなみに、インスタントラーメンとして天理ラーメンが販売されています。
味は豚骨醤油ベースでニンニクが効いてます。