嫁が家にいない日の夜はパラダイス♪♪♪ のはずが・・・
昨夜、嫁が「明日は私と子供、実家に泊まるから夜は適当にお願いね」と言ってきた。
嫁の実家が近くにあるので、うちの家ではたまにあることだ。
※近いと言っても、車で10~15分くらいの距離
明日の夜は嫁がおらんのか。。。
よっしゃー!パラダイスや!
と共感してくれる旦那たちが絶対いると思う。
普段は、家に帰れば嫁も子供もいる。
時にはすでに寝てしまっていることもあるが。
晩飯は基本的にレンジでチンするか、汁物は温めなおして食べてる。
もちろん、普段はいつも一人で晩御飯。
ガチャガチャと音を立てると、「うるさい!」と二階から地獄耳の嫁が起きてきて言うものだから、静かにそーっとしてます。
ときどき、ここは自分の家だよな?
なんで、わざわざ家の中で気を使わないかん?
とか思ったり、思わなかったり。
慣れって怖い。
だから嫁がいない夜はパラダイスです♪
まるで、遠足に行く子供のように、明日の夜は何しようかなぁなんて考えてしまうのだ。
嫁が、「夜ご飯、何か作って置いておこうか?」と言ってくれるが
「いいよ、いいよ、適当に食べとくから。大丈夫。大丈夫」
とか言いつつ、心の中では「なんでわざわざ晩飯を拘束するんですか?」
と思うことは嫁に内緒です。
そして、嫁がいない当日。
今晩の飯は何にしようか。
いや、スーパーでから揚げとビールもええなぁ。
久々にカップ焼きそばもええなぁ。
などと、普段はジャンクフードを制限させられている反動が一気に脳みそを刺激する。
独身の時は奥さんが作ってくれるご飯が羨ましいと思いつつも、いつも弁当とか惣菜、インスタント食品に頼りまくっていたが、結婚してからは有り難くも嫁のご飯を毎日食べられるようになり幸せは幸せなんだ。
でも、時々、ジャンクフードが食べたくなるんだよぅ。
人間って無いものねだりなんだなぁと、つくづく思う。
結局、この日はスーパーでカップ麺と半額シールの貼られたチャーハンを購入して家で食べることにした。
缶ビールも1本開ける。
幸せだ。
毎日これだと地獄だけれど、たまに不養生すると幸せを感じるのは何故だろう。
そして、普段はテレビのチャンネルを決める権利がもらえないけれど、今日は自由だ。
好きな番組を観れるぞ!!
と思った日に限って、特に観たい番組が無かったりするのも何故だろう。
結局、夕飯の後は寝転がってスマホ片手にYoutubeを観て寝落ち。
はっ!?
と気がつくと、夜中の2時。
やべぇ。パラダイスの時間を無駄に過ごしてしまった・・・
明日も仕事だ。
急いで風呂に入り、歯を磨いて、ベッドで寝る。
これが幸せなんだろうか。
とか考えつつも、結局寝てしまう。
そして、次の日。
嫁と子供がいないので、一人で朝飯を食べたら出勤。
あぁ、今日は帰ると嫁と子供がいるなぁ。
頑張ろう。
「って、何を?」と誰かに言われそうですが、とにかく頑張ろう。
いつもの夜。
家に帰ると、「昨日はカップ麺食べたん?だから晩御飯作っておいてあげようか?って言ったやん!」と突かれつつも、それが幸せなんかもな。
体のことを思ってくれていると思えば。
最近は「卒婚」なんてことを推奨している中年夫婦も多くいるみたいですが、幸せの形というのは色々ですね。