NKO

そのフタはあかへんから、アカンやつやねん。さわったらアカンで。

 

「チャウチャウちゃう?ちゃうちゃう、チャウチャウちゃうで」みたいな言葉ですけど、関西・近畿地方の人なら違和感なく読めるかもしれない。

 

でも、「アカン」という言葉ってめっちゃ便利です。

英語でいうところの、「No」だけじゃないです。

 

 

Akan(あかん)! = No!

Akaaaan!!!  = Oh my god!!!

Akan・・・・ = Ugh, I screwed up.(しくじった・・・)

 

イントネーションの上げ下げで、英語で示す意味がこんなにも変わる(笑)

 

禁止を意味する「アカン」

大失敗したときの「アカン」

落ち込んだときの「アカン」

 

英語なら、全部言い方が違うのに関西弁なら全部同じ。

 

 

だいたい、どっちかの意味でしか使わないですけど、ただここに「あ(開)かへん」とか「あ(開)かん」という言葉が混じると外国人にとっては???となるかもしれません(笑)

 

あかへんは完全に「アカン」とは別の言葉ですけどね。

 

 

 

 

大丸百貨店「生理バッジ」取りやめ決定・・・初めから分かってたやろ?ってな話

 

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大丸百貨店でオープンした「michikake(ミチカケ)」で生理中の女性スタッフが「生理バッジ」を胸に着けて接客を行っていることに批判の声が相次ぎ、とうとう取りやめを決定したようです。

 

生理ちゃんと名付けられた、なんとも言い難い妙なキャラクターが描かれたバッジを初めて見た時、正直、なんだこれは?と思ったのは私だけじゃないと思う。

気持ちキャラクターとしか言いようがない・・・

 

michikake(ミチカケ)というフロアが女性用であるとし、利用客も女性に限られるであろうとしても、「私はただいま生理中です」と公開する必要性ってあるの?

頭がおかしいんじゃないのかと疑ってしまいます。

 

 

大丸側は、そんな批判がくることは想定していたと言うから、ますます「生理バッジ」を考案し実行させようとした管理職?の人たちのアホさ加減に開いた口がふさがらないですね。

 

 

最近は売り上げが右肩下がりという百貨店。

経営戦略に詰まりがあって、とうとう打てる球が無くなってきた感がこのような形に変わって出てきたのかもしれません。

 

 

JR東、タッチレス改札導入へ ⇒ ますます個人情報搾取が広がる???

 

JR東日本がタッチレス改札の導入を2~3年後を目標に進めているようです。

昔は、駅員さんが1枚1枚切符を切っていた。

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こんな風景を知っている人は少なくなっている。

 

そこから、1967年(昭和42年)に京阪神急行電鉄(現 阪急電鉄北千里駅に自動改札機が日本で初めて設置され便利になった。

 

便利になったかと思えば、切符の投入口が改札の右側にあるので右利きの人はいいけど、左利きの人には使いにくいよなという話題が出たり、自動改札機で切符が詰まるトラブルがあったりと問題ある。

 

うんちくとして、切符の裏表をどちらの向きで入れても必ず出てくるときは表向きに出てきます。

知らない人は試してみてください。

 

時代はデジタル化へ

やがて、SuicaICOCAなどのICカードが登場し、あらかじめカードにお金をチャージして使うタッチ式の改札が普及して今に至っています。

 

SuicaICOCAはクレジットカードやスマホとは異なり、個人情報が入っていないので安全な電子マネーとも言われている。

 

 

ICカードは改札を通る時には、タッチするだけなのですごく便利ですし、毎回目的地までの料金の切符を購入する必要もない。

終電間際に切符を買う時間のために乗り遅れた・・・なんてことも少なくなるので便利ですね。

 

切符を購入して、駅員さんに1枚1枚を切ってもらっていた時代のことを考えると、とてつもなく便利になっていますが、便利になっても不満は出てくるものです。

例えば、両手に荷物を持っているとICカードスマホを出しにくいとか。

右利き用だけじゃなくて左利きの人にも使いやすいようにしてほしいとか。

 

 

そういうことから、タッチレス改札というものが導入される運びとなったわけです。

 

電波による人体への影響はないのか?

 JR東日本によると、タッチレス改札では スマートフォンの専用アプリを活用するらしい。

当然ですが、スマホが送受信する電磁波の人体影響を考えないといけないわけですが、

それらに関する技術的チェックは問題が無いそうです。

 

2007年頃からスマホが普及して、まだ15年も経っていません。

これまで、急激にデジタル技術が進歩して5Gという高速通信にまで到達しているわけですが、これらの人体影響がどのように出るかは、もう少し後年にならないと分からないことかもしれないです。

 

理屈では問題なくても、実はこういうところに問題が発生してしまいました。。。

ということは無きにしも非ず。

かつての産業革命負の遺産と呼ばれるものがあるように。

 

タッチレス改札でますます個人情報の漏洩が懸念される?

スマホやクレジットカードなどの普及に伴って、毎年のように個人情報漏洩が報道されたりもする。

どこで、どのように個人情報が抽出されているかなど意識していない人も多いのではないかと思う。

 

キャッシュレスで〇〇Payというのが乱立しているし、Tポイントカードやdカードなども自分の購買行動という情報を企業に提供しているかわりにポイントを貰っているわけです。

 

タッチレス改札では、誰がどこの改札を何月何日の何時何分に通過したかまで、細かく情報をとられることは間違いないでしょうね。

良い面もあれば、不安な面もある。

それでも、デジタル化の波は避けられません。

 

大丸百貨店が女性ターゲットの「michikake(ミチカケ)」を作った理由

 

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大丸梅田店大阪市北区梅田3)5階に11月22日、女性をターゲットに内面にも寄り添って展開するという新ゾーン「michikake(ミチカケ)」がオープン。

 

テレビやラジオ、ネットでその情報が流れています。

 

 

女性のホルモン周期によるイライラとか、体調不良への対策商品やスキンケア商品などが中心に置かれるエリアのようです。

 

 

百貨店を利用する女性の客層は?

 

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これは、マクロミルによって調査された結果ですが、百貨店の利用頻度を男女世代別にアンケートを取ったものです。

その結果、女性全体では1か月に1回の利用をする人が58.4%とやや過半数くらい。

 

今回、大丸百貨店が新たにオープンしたミチカケ(michikake)の公式サイトでは以下のような文章が書かれている。

 

ミチカケでは、女性のさまざまなリズムに寄り添うべく、「キレイになりたい」「おしゃれをしたい」といったニーズに応えるコスメやお洋服・雑貨のほか、女性のデリケートな悩みや不安に向き合うための漢方やサプリ・寝具などを取りそろえます。

 

女性の性や生理といったジャンルにもクローズアップしています

ということからも、20~40代がメインターゲットであろうと推測できます。

 

もちろん、50代、60代、それ以上の女性にもセールスできる商品のラインナップはあるでしょうが、メインは?と聞かれると20~40代でしょう。

 

 

では、利用頻度が多い世代を見てみると、20代と60代が多いですね。

これは、日々の時間的余裕のある・なしが影響しているものと思われます。

 

30~50代といえば、仕事をしている女性の比率が多い世代です。

20代は学生であったりして比較的に時間の余裕があるので、百貨店にも足を運びやすいですし、60代もバリバリ仕事をしている人の比率が下がる。

 

ただ、20代はまだ金銭的な余裕がない人の割合も多いので、百貨店側からするとどれだけお金を落としてくれるか?という点を考慮して、よりリーズナブルな商品をそろえていく必要があると思う。

 

百貨店で購入するものは何か?

 

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世の中のみんなは、百貨店を利用するのは何を購入するとき?

こういう調査も必要です。

 

すると、20~50代の女性では圧倒的に「お菓子・スイーツ」が過半数を占めています。

デパ地下人気も高く、様々なイベントが定期的に行われているのも百貨店を支えているのがデパ地下であるという証拠かもしれません。

 

百貨店の利用頻度が高い60代女性は贈り物や服などを購入することが多いようです。

そうすると、大丸のミチカケ(michikake)が売りたいモノが訴求対象になるかどうか?というと難しいところはありますね。

 

 

30代、40代になると、既婚者(主婦)の割合も増えるので、自分のために使うお金の割合が減る傾向にあると推測できます。

夫のもの、子供のもの、あるいは家族で使うものからお歳暮やお中元など。

 

そういった部分から、いかにして「自分自身のため」にお金を捻出してもらえるかの戦略を練ることがミチカケ(michikake)の成功のカギを握ると言えます。

 

あえて百貨店で購入する理由

 

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私たちが百貨店に足を運ぶ理由はなにか?

アンケートの結果は「品揃えの豊富さ」が圧倒的多数でした。

 

あとは主要都市部にあることから、アクセスの良さが挙げられますが百貨店としておさえておかないといけないのは、商品そのものに対してお客がどのようなことを望んでいるか?に応えることです。

 

ということは、とにかく商品ラインナップを豊富にすることが1つであることがこのアンケート結果から明確です。 

「CMでやってたあれが欲しい」と思って百貨店に行けば、必ずある。

 

それがニーズに応えるということです。

ミチカケ(michikake)が女性のホルモンバランスなどの悩みに訴求した商品を中心に置くというのであれば、多くの女性が期待する”こと”をよりジャンル分けした売り場設計にされていることが望ましいと思う。

 

例えば、「このような悩みには・・・」という症例ごとに売り場が分かれているとか。

あるいは、自分では気づいていないことに気付かせてあげる診断ブースがあるとか。

 

大丸がミチカケ(michikake)というエリアを作った理由は、”買う”という目的を持った女性客をより集中的に集めるためだと推測します。

男性は購入するものが決まってから買い物に出かけることが多いですが、女性は「見てるだけ」というウインドウショッピングが多いという特徴があります。

 

あと、買うものが決まっているけれども、売り場の中で寄り道をするのも女性の特徴。

店の中に入ってくる確率が高いのは女性だけれども、購入率が低いのも女性。

なので、いかにして店に入ってきた女性客の財布のひもを緩めるか(購入率を高めるか)がポイントであり、ミチカケ(michikake)はそこに一手を打ったという形でしょう。

 

 

そこに行くことの「特別感」がつくれるかどうか。ミチカケ(michikake)の未来はそこに委ねられていると言えます。

今後の動向に注目したいですね。

 

久しぶりにええ本を見つけた

 

ええ本を見つけました。

 

私はAmazonKindle Unlimited 読み放題を契約していて、毎月、色々と気になる本を読んでます。

世の中には数えきれないほどの本があるけれども、自分の感性にバチっとくるような本に出合えるのは、数えるほどしかないと違うかと思います。

 

何気なしに Kindle の画面に映ったこの本。

正直に言うとタイトルそのものは、特段惹かれたわけじゃないです(笑)

でも、中には90歳になる現役精神科医のおばあちゃんが教えてくれる、やさしい生き方みたいなもんが書かれているんです。

 

心に折り合いをつけて うまいことやる習慣 [ 中村恒子 ]

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(2019/11/13 07:04時点)
感想(14件)

目次にサラリと目を通したときには、何か気になってる自分がいました。

 

気になるってことは、それだけ今、自分の心が欲しがっていることなんかなぁとか思います。

まぁ、せっかくの読み放題に契約しているわけやし、読んでみよか。

 

 

そして、一気読みしてしまいました。

 

 

昔、小説でいくつか一気読みしてしまったものもありますが、それとはまた違う味わいのある本です。

決して、「人生とは」みたいな堅苦しいものが書かれているわけじゃない。

 

あぁ、仕事がしんどいなぁ。子育てがしんどいな。人生の目的ってなんやろうか。とか疲れている人は読んでみたら、ちょっと心が軽くなると思います。

そして、あぁ、自分がしんどいと思っているのはそういうことやからか!と開き直り?ができるようになるかもしれません。

あと、この本の著者である中村恒子さんにも会ってみたくなったりもする。

 

 

世の中、ええことばかりじゃない。

楽しいことも、辛抱しないといけないことも、全部それを受け入れなしゃーないって思えるように生きたいなと、本を読み終えて感じた。

一読してみてくださいな。

 

鳥の卵の色はなぜ、多様な模様・色の種類があるのか?

 

10/26に化学雑誌”nature ecology&evolution"に掲載されている記事の1つに、鳥の卵の多様性についての記事がある。

 

 

そう言われてみれば、確かに卵の色って多様性があることを思い出す。

普段は鶏の卵ばかりを見るけれども、白い卵もあれば褐色(茶色)の卵もあります。

ウズラの卵なんかは黒いブチ模様。

 

ちなみに、鶏の卵の白色と茶色の産み分けは、鶏の種類(遺伝子)の違いによるものであって、卵そのものに栄養価の差は全くありません。

茶色の方がちょっと高価で栄養がありそう、味が濃厚だと思っている庶民は多いようですが、実は騙されているらしい。

 

 

まぁ、それはさておき、世界中には色々な鳥が生息していますが、それらの鳥の卵の色も様々。

今回のnature の記事では、この色の違いについての知見が記載されている。

 

 

生息地の気候が寒冷で巣が開放的な鳥は、濃い色の卵を産む傾向がある

鳥の卵の色と模様はさまざまであるが、こうした多様性の主たる要因は分かっていない。

素人でも推測できそうなことといえば、外敵から狙われないようにカモフラージュするとかくらいですが、研究によると色の濃い色素によって、日光にさらされた卵は内部の温度を維持できる時間が長くなるのではないかというところに視点を当てている。

 

 

要するに、寒い地域に住んでいる鳥の卵の殻は色が濃い。

あるいは、開放的な巣に卵を産む鳥も太陽の光をよく吸収できるように色が濃い。

 

ということである。

 

黒に近ければ近いほど 光は吸収され、熱エネルギーに変換されるので、太陽光エネルギーも孵化させるための温度調整に利用しようってわけですね。

これは生物の進化の過程で身につけた遺伝子なのかもしれません。

 

関空が ”世界一の実績” として誇れること

 

世界一というのはとっても良い響き。

 

関空は、その世界一を空港開港依頼キープし続けていることがある。

それは、ロストバゲージが ゼロ ということです。

 

 

ロストバゲージというのは、いわゆる荷物の紛失です。

個人的にどこかに置き忘れたとかではなく、空港側の作業ミスなどによって乗客の荷物を紛失させてしまうこと。

 

 

空港の荷物はシステムによって、自動搬送されている。

途上国の地方空港とかはどうなっているかは分かりませんが・・・

 

 

これを見れば、客の荷物を紛失させないようにするなんて当たり前のことだろうと思っているのは、我々日本人だけかもしれません。

世界中を見れば、空港でのロストバゲージは珍しいことではないのです。

 

 

しかし、関空は開港依頼、荷物の紛失は全くないという。

関空が1日に取り扱う荷物の量は約2万5000個以上です。

なかなかやるね。

 

イギリスのスカイトラックス社が行っている航空関連調査の荷物取り扱い部門のランキングでの評価で、関西国際空港は世界中の空港の中でも5年連続1位をキープし続けています。

まさしく世界一。